不動産投資を行うことによって、節税ができると良く言われますが、効果はどれくらいなのでしょうか。
まず、確定申告をすることが絶対条件です。確定申告で、その年の収益と支出を報告します。
節税の効果を決めるのは、支出が収益を上回っていることです。
それでは、損をしているということになるのではないか、と思われるかもしれません。
しかし、この支出にはいろいろな金額が含まれます。例えば、不動産購入金額の減価償却費です。購入した時の金額は
築年数に応じて割り算をした金額を支出として計上することができます。
また、支出には経費を含めることができます。例えば、不動産に従事した分の携帯料金等が挙げられます。
この手の経費を積み上げると、結構な金額になります。積み上げることで、収益を超えれば、その時点で節税の達成です。
その支出が上回った金額分、サラリーマンであればその給料金額から差し引くことができます。
例えば、所得税率が20パーセントと仮定すると、支出が上回った金額が100万円だとすれば、20パーセントにあたる20万円が節税額になります。
高収入の人ほど、累進課税で税率は高くなり、最大40パーセントくらいに達しますますので、その分節税効果は高くなることになります。