賃貸物件の大きな魅力は、なんといっても手軽に引越しできること。最近では住み方や借り方も多様化してきました。そんなちょっと変わった賃貸住まいのスタイルをいくつか紹介していきます。
ここ最近になって増えているのがこのシェアハウス。家に帰って他愛のないことを話せる仲間がいるというのは大きなポイントです。自分たちでメンバーを集め、一軒家やマンションの一室を借り切って暮らすDIY型と、大家さんがシェアハウス専用の物件を作って1部屋ずつ貸していく事業体介在型の2パターンがあります。気心知れた仲間と暮らしたいのであれば前者、新しい人脈をどんどん広げていきたいのであれば後者がいいのではないでしょうか。
家具や食器、家電が元々備え付けられているだけではなく、週数回のハウスキーピング(室内清掃やリネン交換、ベッドメイキング)、朝食サービスなどがつく賃貸住宅のことをさします。ホテルとの違いはその広々とした空間。サービス内容が手厚いこともあり、どうしても家賃は高くついてしまいますが、リッチな気分で過ごしてみたいのであれば契約してみてもいいかもしれません。
最低で1ヶ月間、そこから月単位で契約を結んで住むことのできる賃貸物件がマンスリーマンションです。家具が完備されているところが多く、契約したその日から新生活をスタートさせられます。ホテル住まいをしていると高くついてしまいそうな長期出張のビジネスマンや受験期間の学生など、さまざまな人が利用しています。自宅とほぼ変わらない生活ができると評判なのがミスタービジネスのマンスリーマンション。ビジネスホテルのシングルルームの1.5倍ほどある部屋なので、思う存分ゆったりとリラックスできます。
楽器の演奏が可能な、珍しいタイプの物件です。音楽ホールなどの音響設計に基づいてつくられているので、隣の部屋でピアノを演奏している音が聴こえないくらいの遮音性の高さを有しています。ミュージシャンを志している方や楽器演奏が趣味の方などにとってはうってつけの物件です。
持ち家を購入してしまったら、そう簡単に引っ越すことができません。いろんな環境に身を置ける状況を活かし、さまざまな暮らし方を経験してみると面白いのではないでしょうか。